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美容のあれこれ~その28~

家にこもりがちなので、たまには外出も兼ねて美容室に行ってみる。
大分髪が伸びてきた。
正確に言えば伸びていた。
物書きの仕事は家にこもりがちである(私見)たまに外出も兼ねて、私の最寄駅から、そう遠くない、できれば電車賃をかけたくないので結局最寄り駅にある、とある美容室へ行こうと思う。
実は何年か前から気になっている美容室がある。
その名も「漢美容室」漢字の漢でオトコである。
どうやら20年ぐらい前からあるらしいが、ネットで調べてもイマイチ情報が出て来ない。
もちろんホットペッパービューティーにも載っていない。
漢である。
電話してみると、予約もいらないそう。
Googleマップで外観だけでもと検索し、、、と思ったがやめた。
楽しみにとっておこう。
普段歩きなれた道でも改めて見ると百貨店、家電量販店、古着屋さん通り等々なんでも揃ってるし電車の乗り入れもいい。
住むにはとても良い街なのだと改めて思う。
10分程歩くと、漢美容室が見えてきた。
いい意味で外観は普通だった。
(メニューが角刈だけだったらどうしよう。


)という一抹の不安を抱えながら入店。
さすがに20年の年季は感じるものの、小綺麗で、決して古臭い店内では無い。
店主とおぼしき角刈りのおっちゃんと、感じのいい若いお兄さんに元気よく挨拶をしていただき、席に案内された。
店主さんが担当してくれるらしく、「今日はどうしましょう?」と差し出されたメニュー表にはカット、パーマ、カラー、縮毛矯正etc。
正直ホッとした。
「ちょっとボサボサに延びすぎたんで、軽く切って整えて下さい」と伝えると「あいよ!」と見た目に似合わない(失礼)ハサミさばきを見せてくれた。
どうしてこんな名前にしたのかと聞くと、元々理髪店として営業していたが、20年程前はまだ美容室に行くのは女性、男性は理髪店か床屋さんという風潮に疑問を感じ、男性でも気軽に入れる美容室を、という事でこの名前に変えたらしい。
かっこいいなぁ。
しかし現代、男性も当たり前のように美容室に行く時代だ。
名前は変えないのかと聞くと、変えちゃったら漢じゃないだろと豪快に笑った。
主なお客さんは昔からの常連さんらしく、地域に愛されてる床屋さん、いや、美容室だった。
髪はサッパリ、なんだかホッコリした1日だった。