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美容のあれこれ~その79~

更年期障害を漢方治療で改善することが有効なのかを考えてみます。
女性の更年期というものは個人差がありますが、50歳前後で閉経を迎えるとして、その前後10年間程度がそう呼ばれます。
つまり50歳閉経の場合は45歳から55歳という感じになります。
更年期の体の変化としては、卵巣機能が次第に低下してくることにより、エストロゲンと言われる女性ホルモンの分泌がだんだんと減ってきます。
そのような女性ホルモンのバランスが崩れてくると、それが原因で体の様々なところに不調が出やすくなります。
何となくイライラすることが多い。
動悸、不安、落ち込み、不眠、食欲不振。
やたらと汗が出てきて体が熱く感じる。
吐き気、肩こり、腰痛、頻尿、頭痛など。
これを更年期障害と呼んでいます。
更年期障害に漢方治療を用いることはとても有効です。
漢方薬が使用される頻度の高い疾患の一つが更年期障害です。
一般的に、漢方薬の特に優れている点としては、複数の症状に対して効果が期待でき、使用する各人に対して体質や体格を考慮しながら処方されますので、ちょうどいい具合に適合した場合には素晴らしい改善が見られるはずです。
また、更年期障害での症状として自律神経失調症で苦しむ方も多くいます。
そのような場合、抗不安薬や睡眠薬を処方されることが多いのですが、漢方薬でしたら心の調和を図ってストレスや不安をゆっくり優しく抑えていくという効果があります。
抗不安薬や睡眠薬は即効性が期待できるかもしれませんが、その反面、副作用として思いもよらぬ別の症状が出てしまうことも考えなくてはなりません。
漢方薬の成分は自然由来の生薬を調合して処方しているものですので、とても体に優しくなっております。
ただ、人間は一人一人がそれぞれ体質も体格も全く異なりますので、専門の医師や薬剤師と十分にコミュニケーションを取ることが最も重要です。
そして病院に行くほどでもないと感じている方も、ぜひ一度病院に行ってみて下さい。